「働き方改革」じゃなく「働きがい改革」──玉木代表の逆転発想

「玉木雄一郎氏が『働きがい改革』と書かれた背景の前で、自信に満ちた表情で前を見据えているイラスト。彼の周囲には、笑顔で働く人々が描かれ、改革の効果を象徴している。」

「残業減らしましょう」「もっと休みましょう」
──ここ数年、よく聞く“働き方改革”のフレーズです。

でも国民民主党・玉木雄一郎代表は、そこにズバッと異議を唱えました。

「むしろ、もっと働きたいって人がちゃんと報われる社会にした方がいい」

いやいや、逆行してません?と思ったあなた。
でも、話を聞いてみると妙に納得してしまうんです。

玉木氏は、自身の20代時代を振り返りながら語ります。
「当時は徹夜だって、やろうと思えばやってましたよ」と。
今やブラック扱いされるような働き方ですが、彼にとっては“やらされてた”のではなく、“やってやる!”という気持ちだったそうです。

つまり──働かされているのではなく、「働きがい」があるかどうか。
これこそが、令和の労働環境に求められているのでは?という話です。

「満足感を持って働けない人が増えている。これは会社にとっても不幸な話です」

確かに、やる気がないままダラダラ椅子に座ってる人に高給払うより、
やりがい持ってガッツリ働いてもらった方が、経済にも会社にも良いに決まってます。


“予算の付け替え”を30年続けた日本──技術立国はどこへ

次に玉木代表が指摘したのは、日本の“投資の中身”。

「中国は科学技術予算を20年で24倍に。韓国は5.8倍、アメリカも2.7倍。……日本? 0.9倍です」

出ました、まさかのマイナス成長。
ひろゆき氏も「減ってるじゃん!」と即ツッコミ。

笑いごとじゃありません。
「働き方改革」とか言ってる間に、日本は未来への投資を怠り続けていたのです。

「教育や技術への予算を削って、医療や介護へ。気づけば30年間、これを続けてきたんですよ」

この“予算の付け替え”こそが、日本経済の失速の正体。
未来を支える芽を育てず、目の前の対応に追われ続けた結果……
気づけば他国にどんどん追い抜かれていたわけです。

玉木氏が繰り返し訴えたのは、「未来への投資を止めるな」ということでした。


「20年経ったら改善しますか?」──に対する衝撃の回答

番組の終盤、ひろゆき氏が聞きます。

「20年経ったら改善するんですか?」

玉木氏の返答は、まさかの…

「いや、もう終わりです」

ズバッと言い切る姿に、スタジオには思わず苦笑が。
でも、この“終わりです”には「だからこそ、今変えなきゃ」という強いメッセージが込められていました。

私たちが今、変えないと。
2043年には高齢者がピークを迎え、社会保障費はさらに増え続けます。
教育も技術も削り続けた先に、希望はあるのでしょうか?

玉木氏は、「政治が今、ちゃんと未来の世代に投資する責任がある」と強調しました。


「手取りを増やす」だけじゃない──“やりがい”ある社会を

国民民主党が掲げる「手取りを増やす」というスローガン。
その奥にあるのは、“やりがいを持って働ける社会”をつくりたいという想いです。

ただ残業を減らすだけではダメ。
ただ給付金を配るだけでもダメ。
やる気のある人がもっと挑戦できて、未来に投資できる。
そんな国を目指す──それが玉木雄一郎氏のビジョンです。

私たちは今、政治に何を望むのか。
静かに問いかけられるような、そんな番組出演でした。


▶︎ 元記事はこちら:
Yahoo!ニュース|玉木雄一郎氏が語る“働きがい改革”

▶︎ 発言をリアルに切り抜いたYouTube動画はこちら:
玉木・榛葉 切り抜きチャンネル

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